・「計算機基礎演習」 Spring U2

計算機基礎演習2008」ホームページ
(上の講義名(リンク)をクリックしてアクセスしてください)

担当 森本康彦  

【授業の目標等】
これからの情報化社会ではあふれる情報を有効利用できる人材が必要とされます.そこではコンピュータが有効なツールであることは疑いの余地はありません.コンピュータをより有効利用するためには,ある程度は自分でプログラムを組むことができる必要があります.この演習は,みなさんが自分自身である程度のプログラムを組んで、情報処理できるようになることを目標に構成されています.前半はC言語によるプログラミングの基本を学び,後半は情報科学の真髄を実感できるような面白い演習プログラミングを行う予定です.

学習の動機付けとして「基本情報技術者」等の資格の取得も検討してみてください.

【対象学生】 学部2年生以上

【キーワード】
C言語,プログラミング,集計演算 ,表計算,アルゴリズムとデータ構造

【授業の内容・計画等】
1. ガイダンス
  (体育会系コンピュータサイエンス部へようこそ)
2. 計算機環境と「Hello World」プログラム
  (ランニングと筋トレ)
3. 変数と演算子
  (ラケットの握り方と素振り練習)
4. プログラム制御〜条件分岐,繰り返し
  (フォアハンドストローク)
5. 関数呼び出し,配列
  (乱打)
6. 文字列と文字配列
  (サーブとボレー)
7-8. 整列問題と整列アルゴリズム(セレクションソート)
  (練習試合:相手は初心者)
9-10. 整列アルゴリズム(インサーションソート)
  (練習試合:相手は中級者)
11. クイックソートと再帰呼び出し
  (ここからがガチンコ勝負!)
12. クイックソートの仕上げ
  (このスピードに感動してください)
13. 探索アルゴリズムとポインタ
  (恋の駆け引きには欠かせない巧妙な用法)
14. ファイル入出力と動的メモリ
  (使えるテクニック集1)
15. 構造体
  (使えるテクニック集2)

番号は開講順序の目安です.実際の講義はカレンダーと学習効果を考慮してその内容を決めてゆきます.各年度の授業計画の詳細と講義資料はこの講義のホームページに公開する予定です.

【予習の目安】
各回の教科書,参考書の関連項目に目を通しておく程度の予習をしておくと良い.

【復習の目安】
1-2. 各種コマンドやエディタ,プリンタなど計算機環境に慣れるようにしてください.
3. 変数と演算子を使った簡単なプログラムを書けるようにしてください.ここまでで電卓以上のことができるようになります.
4. 条件分岐や繰り返しを書けるようになるとより複雑なプログラムが簡単に書けます.
5. 関数呼び出しと配列を使うことで見た目に美しい,読みやすいプログラムができます.
6. 文字データを扱えるともっと世界が広がります.
7-10. 整列問題を題材にした応用プログラムを作りながら,ここまでのプログラミングの知識を復習しましょう.
11-13. ただ答えを求めるだけでなく,効率的に計算することを考えたプログラミングを身に着けよう.
14. ファイル入出力プログラムは初心者の段階でもっともわかりにくいことの一つですが,この段階で定型的な入出力パターンとその書き方を覚える.ここでは細かい理解よりは慣れることを目標にします.
15. 計算手順や意味にぴったりとあうデータ構造を定義できるようになることが,上級プログラムへの大事なステップです.

【成績評価の方法】
出席の状況とレポートの成績による。

【テキスト・教材・参考書等】
教科書は第1回目の講義で指示するが,講義の内容は特定の教科書には深く依存しない.また,講義の中で適宜参考書を提示する.

【履修上の注意・受講条件等】
情報科学の個々の専門科目をまだ履修していない人を想定して講義を開始します.